男性に最も多い生活習慣病
生活習慣に注意
40代の男性は仕事中心の生活を約20年続けています。長い労働時間や仕事後の付き合い、土日も接待の場合があるため、悪い生活習慣が身に付き病気のリスクが高まっている可能性があります。最悪の場合急性心筋梗塞で突然死ということもあるので注意が必要です。働き盛りの年代なのに、重い病気になってしまったら元も子もありません。また40代で重い病気になる人には、一定の共通点があります。働き過ぎ、まじめ過ぎ、運動をしない、出張が多い、肥満体質、食生活の偏りなどです。では、40代の男性がかかりやすい病気は何が多いのでしょう。
心疾患のリスクが高い
働き盛りの40代の男性は、多忙を極めている人が多いです。働きすぎの人や急に体重が増えた人、ストレスがたまりやすい性格の人、健康診断で心電図を長い間とっていない人などは心疾患に注意してください。不規則な生活をしていると何かのきっかけで不整脈がおこることもあります。
また、仕事をまじめにこなし頑張っている人は何でも頑張る傾向があります。たとえば運動不足を感じ、ジョギングをはじめる人が多くいます。ジョギング程度ならいいのですが、走ることが楽しくなり昨今のマラソンブームに乗っかりフルマラソンをはじめる人もいます。しかし、フルマラソンにのめり込み、頑張り過ぎで突然死を招くこともあるので注意してください。
肥満型男性の睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、過去にJRの運転士が睡眠時無呼吸症候群のため事故を起こしたことでニュースになり、病名が世間に認知されました。睡眠時無呼吸症候群は「7時間以上の睡眠中に10秒以上続く無呼吸が30回以上」または「睡眠1時間に10秒以上続く無呼吸が平均5回以上」起こることです。共通しているのは大きなイビキで、イビキは仰向けに寝ると舌が喉のほうに下がり気道を塞ぐため発生します。睡眠時無呼吸症候群は夜に自分のイビキで目が覚め寝不足になるので昼間仕事中に眠くなり、最悪の場合は車の運転中に居眠り運転をしてしまい、事故を起こし亡くなってしまうことがあります。たかがイビキと思って放っておくと大変危険です。家族からイビキがうるさくて寝られないと言われる、自分のイビキで目が覚めた、昼間に眠くてしかたがない、目覚めが悪い、口呼吸で寝ているなどの症状がある人は、一度専門医に診てもらいましょう。
炭水化物好きは糖尿病になりやすい
働き盛りの40代の男性は食欲も旺盛です。昼間にラーメン&ライスやカツ丼&そばセットなど炭水化物が多い食事を毎日していませんか?炭水化物の摂り過ぎは糖尿病を引き起こす可能性があります。また、血糖値のコントロールが悪くなると急性心筋梗塞を引き起こすこともあります。急性心筋梗塞は最悪死亡する場合もある恐い病気です。
その他にも、昼食に炭水化物を摂り過ぎると眠くなり仕事の効率も落ち、車の運転中も眠たくなり居眠り運転の危険もあります。仕事で帰宅時間が遅くなり、寝る前に炭水化物を摂り満腹状態で寝ると、食べた物のエネルギーが消費しないので脂肪として体に付きます。肥満になると、メタボリックシンドロームで様々な病気の原因になるので注意が必要です。
今の職場に限界を感じたら読む記事
転職には求人サイトを利用
40代からの転職はとても厳しいと言われています。しかし、40代でも積極的に採用している業種もあります。これらの情報を求人サイトを利用して集めることで、転職を成功に導くことができます。
詳細はこちら