気を付けるべき症状
老眼の初期症状
40代になると、今まで見えていたはずの小さな文字が見えにくい、焦点が合うのに時間がかかるなどの症状が出てきます。これらは老眼の初期症状と言えます。老眼はレンズの役目をしている水晶体が硬くなり弾性力が低下するため、近くを見る時に必要なピントを合わせる目の調節機能の衰えが原因で起こる状態です。このような症状に気付いたら、できるだけ目を休ませましょう。例えばデスクワークをしている時は定期的に目を休ませて、目の疲れをとります。近くのものがかすんだり見えづらいようなら、医師に相談してみましょう。
四十肩の症状
四十肩とは40代に多く見られ、肩の関節に起こる炎症のことです。昔は六十肩と呼ばれていましたが、この炎症を発症する人が低年齢化したため、五十肩、四十肩とも呼ばれるようになりました。四十肩は肩こりと違います。肩こりは筋肉疲労から起こるのに対し、四十肩は、年齢による肩周りの筋肉の衰えによる筋肉の炎症です。主な症状としては、横から腕が上に上がらない、腕が後ろに回らない、夜中痛くて眠れないなどありますが、そのまま放置しておいても半年〜1年ほどで自然に治る人もいます。年齢を重ねると肩関節は可動域が狭くなります。毎日適度な運動やストレッチを無理のない範囲ですることによって、四十肩の予防になります。
メタボリックシンドロームの症状
平成20年から40代以上を対象に「メタボ検診」と言われるメタボリックシンドロームの予防・改善を目的にした「特定健康診査・特定保健指導」が行われています。メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満と高血圧、高血糖、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態のことです。メタボリックシンドロームと診断されると、心筋梗塞や脳卒中など死に直結する生活習慣病になりやすく、そのリスクは健康な人に比べて30倍以上とも言われています。
メタボリックシンドロームの診断基準として「腹囲が男性85cm以上、女性95cm以上」と「中性脂肪:150mg/dL以上」「HDLコレステロール:40mg/dL未満のいずれかまたは両方」「最高(収縮期)血圧:130mmHg以上、最低(拡張期)血圧:85mmHg以上のいずれかまたは両方」「空腹時血糖値:110mg/dL以上」の基準に2つ以上当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。メタボリックシンドロームの改善・予防には、内臓脂肪を減らすことが大切です。内臓脂肪は皮下脂肪と比べたまりやすく減りやすいのが特徴で、食事や運動といった生活習慣を改善することが大事です。
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